行政法人酒類総合研究所と日本酒造組合中央会が共催して、全国の優秀な日本酒を審査する「全国新酒鑑評会」。その権威あるアワードで最高位の金賞を受賞したお酒です。今回の受賞は、蔵元の娘・理可さんと夫・怜稀さんが中心となって酒造りを始めてから初の受賞で喜びもひとしお。若い2人のチャレンジが全国に認められました。「優しい甘味とフルーティな香り、最後には綺麗なキレがあり、するすると喉を通る」そんなお酒に仕上がっています。島根県産「山田錦」を高精米し、長期低温仕込みによって醸した逸品です。若き造り手入魂の受賞酒をご賞味ください。
祝!令和2年全国新酒鑑評会にて金賞受賞
酒蔵紹介
創業は明治29年(1896年)。戦国時代、多くの大名や武将の争奪の的となった石見銀山の玄関口、島根県大田市の中心部に位置しています。「日本酒の80%は水」であることを重視。そのため水に関して一切の妥協はなし。雄大な三瓶山の麓から湧き出る良質な伏流水を仕込みに使用しています。女性杜氏の浅野理可さんは日本酒業界の有名人でもありますが、熟練杜氏の技術を継承し夫婦でお酒造りを行う実力派です。また、一宮酒造といえば『改良八反流(かいりょうはったんながれ)』という幻の酒米を復活させたことでも有名。柔らかく膨らむような米の旨みと、程よい酸味が特徴です。


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保存方法PRESERVATION METHOD

保存場所
について
太陽光が降り注ぐ部屋で保管すると、わずか30分で日本酒の色が変わり(日光着色)、劣化臭である「びん香」「日光臭」も発生します。
室内灯の蛍光灯も微弱な紫外線を発しますので、日本酒の保存は太陽光や室内灯の紫外線を受けない場所に保管しましょう。
光が当たらない場所での保管が難しい場合は、新聞紙で包んだり、箱から出さずにそのまま保存しましょう。

温度管理
について
保存に最適な温度は日本酒の種類ごとに異なりますが、重要なのは高温を避けることです。
高温で長期保存すると「老香(ひねか)」と呼ばれる劣化臭が発生する場合があります。
また急激な温度変化も酒質に変化が生じる原因となりますので、1年を通して室温が一定の場所での保存が理想的です。
- 純米酒・本醸造酒・普通酒は15度前後以下の冷暗所での保存をおすすめします。
- 生酒・吟醸酒は、冷蔵庫での保存をおすすめします。

賞味期限
について
どんなに保存状態が良くても、日本酒は瓶詰めされてから劣化していきます。
開栓後は、種類によって速度の違いはあるものの、味わいがどんどん変化していきます。
空気に触れることによって酸化が進むため、熟成目的でなければ、開封後は冷蔵庫に保管し、なるべく早く飲み切ることをおすすめします。
スタッフ:はると
さすが金賞受賞酒。一口飲むと、丁寧に丁寧に作られたのがわかるとても美しい味わいです。華やかで上品な香り、優しい甘味、すっきりとキレていくさわやかさ。おつまみはほどほどにして、お酒そのものをじっくり味わいたい一本です。