夏の期間の仕込みに挑戦した嘉美心酒造。全館冷房設備を導入している蔵だからこそ実現した企画です。「真夏の果実」の名前にぴったりな、華やかで甘やかかつトロピカルな味わい。酵母は上皇后陛下美智子様にゆかりのある薔薇より抽出した、通称「プリンセスミチコ酵母」を使用しています。夏のフルーツを連想させる味ということで、ボトルにはライチをデザイン。蔵人は皆アロハシャツを着て仕込むなど『夏』にこだわったお酒です。この夏、フレッシュで美味しい日本酒をお探しなら「真夏の果実」をぜひ!夏に仕込んだ無濾過生原酒。フルーツを連想させる味わいです
酒蔵紹介
1913年(大正2年)に創業。長閑な自然広がる小さな漁師町、岡山県浅口市寄島に蔵を構え、お米も岡山県産を使用しています。「お客様の口に入るまでが酒造り」という、消費者の立場に立った酒造りを心掛け、誰もが安心して口にできる本物のお酒を製造。甘口のお酒を良しとし、お米のうま味を引き出すために丁寧な仕事を行っています。空調管理システムを完備したことでお酒の品質を上位に保つことに成功。醸造から貯蔵管理まで環境が完璧になったことで、消費者の口に届くまで新鮮で生き生きとした日本酒の魅力を体験していただくことができます。海の幸との相性も抜群な日本酒を開発しています。
保存方法PRESERVATION METHOD
保存場所
について
太陽光が降り注ぐ部屋で保管すると、わずか30分で日本酒の色が変わり(日光着色)、劣化臭である「びん香」「日光臭」も発生します。
室内灯の蛍光灯も微弱な紫外線を発しますので、日本酒の保存は太陽光や室内灯の紫外線を受けない場所に保管しましょう。
光が当たらない場所での保管が難しい場合は、新聞紙で包んだり、箱から出さずにそのまま保存しましょう。
温度管理
について
保存に最適な温度は日本酒の種類ごとに異なりますが、重要なのは高温を避けることです。
高温で長期保存すると「老香(ひねか)」と呼ばれる劣化臭が発生する場合があります。
また急激な温度変化も酒質に変化が生じる原因となりますので、1年を通して室温が一定の場所での保存が理想的です。
- 純米酒・本醸造酒・普通酒は15度前後以下の冷暗所での保存をおすすめします。
- 生酒・吟醸酒は、冷蔵庫での保存をおすすめします。
賞味期限
について
どんなに保存状態が良くても、日本酒は瓶詰めされてから劣化していきます。
開栓後は、種類によって速度の違いはあるものの、味わいがどんどん変化していきます。
空気に触れることによって酸化が進むため、熟成目的でなければ、開封後は冷蔵庫に保管し、なるべく早く飲み切ることをおすすめします。
みお
まず香りがとてもフルーティーで華やかで感動します。味わいは南国フルーツのトロピカルさを持った甘口。苦みなし。無濾過生原酒でフレッシュですが、アルコール度数も15度と、荒々しい印象はありません。それよりも幸福な香りと甘味、果実味に包まれるお酒です。